ベランダの植木鉢いっぱいにハコベ(蘩蔞と書くらしい)が広がってた。
ちょっと前、その鉢には、ルッコラの種をばら撒いていた。ルッコラはさっぱり発芽せず。何もない茶色いだけの植木鉢の中にちっちゃーいきれいな黄緑色の二葉が生えてきた。ハコベがぴょこぴょこと顔を出していたのだ。可愛いくて癒されてた。しばらく自由に生え放題にしておいたのだが。その間をぬってルッコラも遅ればせながら顔を覗かせた。
ベランダはビル風がよく通る。近頃風が強くって、ルッコラとハコベがひっ絡まってグジャグジャになってきた。自由も不自由なのだな。
このままひっからまったままっていうのも、なんだか居心地がよくない。ハコベさんには悪いが一旦身を引いていただくことにした。
ルッコラを避けて、わさわさ引っこ抜いていく。ハコベが被さってた土は、なんとなくほんわか暖かい。引っこ抜いたハコベをまとめたらバレーボール大ぐらいあった。
アレレ・・・ルッコラはヒョロヒョロなのが2本だけ・・・。
ちょっと寒そうなルッコラ。寂しい植木鉢になっちゃった。
夕方ちょっと風があったのだが、ヒョロっちいルッコラは今にも抜けそうで心配になる。意外とハコベに守られてたのかな?
ん〜、栄養は奪われていたかもね〜(だからヒョロヒョロ?)。ハコベを引っこ抜いたのは良いのか悪いのか分からないけれど、まあいいか。ハコベはまたすぐ生えてくるもんねー。